2020/06/13 23:11
マメムギモリノナカとは?
マメムギモリノナカ代表の山下久美と申します。
私は2019年8月に、仙台市でミツロウラップの製造販売をするマメムギモリノナカを立ち上げました。
きっかけは、ミツロウの使いみちを探していた、宮城県丸森町の石塚養蜂園さんとの出会いです。
養蜂園では、ミツロウ(蜂の巣の部分)を、ろうそく等に加工して販売をしていましたが、それでも年間生産量の多くは在庫になっていたため、さらに活用する方法はないだろうかと何年も思案していたそうです。
この資源をなんとか活用できないかと考える中で、オーストラリア発祥のミツロウラップの存在を知ります。
人にも環境にも優しいということが心に刺さり、どうしてもこれを作ってみたいという衝動に駆られました。夢中になって試作を繰り返し、人のご縁に助けられながら販売までこぎつけ、今に至ります。
2019年10月には丸森町に拠点を移しました。
自然に近い丸森町での生活は、穏やかだけれど刺激的でもあります。ものを作る現場に行ったり生産者の方々と触れることで、食べることや暮らすことをより大切にしていきたいと感じるようになりました。丸森の感性に育まれながら、健やかな暮らしを支えるものづくりをしていくことが、これからのマメムギモリノナカの目標です。
